こんにちは、現役銀行員のゼイです。
本日は、投資歴7年の私が、投資のタイミングについてお伝えしていきます。
・株高らしいし、今から始めるのは怖いなあ
・知識も全然ないしなあ
・損したくないしなあ
・預金のままの方が安心だしなあ
安心してください。 私が全ての疑問や不安を払拭します。

ゼイ
今すぐ投資を始めるべき3つの理由
理由① 高値の時こそ、積立を始めるべきタイミングである。
株価が、まだまだ上がる!と分かっていたら、今すぐ一括で購入しますよね?
今は高いし、下がるかもしれないし、と思っているから、踏みとどまっているのではないかと思います。
でしたら、今から積立購入をされてみてはいかがでしょうか。
これから下がると思っているなら、今から積立を始めるべきだと思いませんか?
下がっている間にもずっと買い続けていくので、単価が安い時にはたくさん買えて、高い時には少ししか買いません(これをドルコスト平均法といいます。)
上がり続けたら上がり続けたで、
利益が出る、ただそれだけです。
私的には時間分散投資で毎日投資がおすすめです。(100円から設定可能)
後これは、慣れてからで良いのですが、
一括での購入を考えるのは、リーマンショックやコロナショックのような大きく下がったタイミングだけでよいかと思います。
それ以外は基本的にはコツコツ積立。あるいは下がったタイミングで、積立の金額を上げるというのも一つだと思います。
理由② 知識は先ではなく、後からついてくるものである。
投資を始める前に勉強しようとするから、中々投資が始めれないのです。
まず、毎日100円から積立を始めて見て、どういうものなのかを知ることが大事です。
例えば、子どもが野球を始める時に、まずは変化球の曲がり方を頭で覚えてから、その後ボールを触り、投げ始めるという人はいないと思います。まずはボールに触れ、楽しい!と興味を持ち始めてから、投げ方を覚えていくと思います。
それでもって、楽しくなければ辞めれば良いですし、楽しくなるまで続ければ良いのです。
投資でも同じで、まずは少額から始めてみることで、経済・相場のニュースが気になり、興味を持ち始めてから、勉強を始めていくことになると思います。
そして、興味がなければ、辞めるか、もしくはそのまま放置しておけば良いと思います。
毎日100円を1年投資しても、36,500円です。
勉強と思えば安いものだと思います。
理由③ 世界の相場は右肩上がりで推移し続けている。
以下のグラフは、アメリカのS&P500という指数のチャートです。
日本でいう日経平均株価のようなものです。
見て頂いたら分かる通り、右肩上がりで成長し続けています。
リーマンショックで大きく落ちているじゃないかという声もあるかと思います。
確かに、2007年10月に約1500で高値を付けていたものが、2009年2月に約750円で底値を付けており、約1年3ヵ月の間に50%下落しています。
しかし、そこから4年後の2013年2月にはリーマンショック前と同水準の1500に戻っています。
あれだけ大きなショックがあったにも関わらず、最高値で一括購入していたとしても、5年3か月間で元通りになっていたということです。
積立で購入していた場合はもっと早い期間で元に戻ることになります。
過去のデータを見ると、右肩上がりで来ているし、今すぐにでも始めた方がお得というのがお分かり頂けたと思います。
では、そもそもなぜ、右肩あがりできているのか。
それは、人口が増え続けているからです。
人口が増えれば、消費が増える。
消費が増えれば、企業が儲かる。
企業が儲かれば、株価が上がる。
考えれば当然のことですよね。
世界の人口は、2100年までは増え続けると言われています。
少なくとも後80年の間は、今すぐ投資すべき!と言えそうですね。
一方で、日本はどうでしょうか。
以下のグラフは、日本の日経平均株価のチャートです。
右肩上がりではいってませんよね。
人口が減っていっているからです。
なので、日本株に長期投資というのはあまりおススメしないです。
もちろんテンバガー(10倍株)や株主優待狙いで長期投資をするのはありだと思いますが、初心者にはおススメしません。
以上ポイント3つをおさらいすると、
①高値こそ積立開始の合図
②知識は後から付いてくる
③人口増加国は右肩上がり
損するリスクを抑えるには
人口増加国への、長期・分散投資を徹底することです。
その条件として、以下の2つは必ず守って下さい。
①途中解約する必要のない余裕資金で行う。
②大きく値下がりをしていても、動じず、絶対に解約しない。
とにかくマイナスで解約しないということです。
投資を始めないリスク
・預金のままの方が安心だし、、、
・いざというとき用に置いときたいし、、、
という意見があるかと思いますが、
それは間違っています!
今後の日本において、
給与水準・退職金・年金は下がっていきます。
一方で、平均寿命、社会保障料、物価等は上がっていきます。
税金に関しても、消費税・相続税等上がっていくことが見込まれます。
そうなってきたときに、果たして預金のままおいたままで本当に安全と言えるでしょうか。
アメリカ人の投資比率は50%超です。
一方で、日本人は20%弱です。
いざという預金が、全資産の80%はあまりにも高すぎます。
これでは、将来の裕福度合いに差が付くのは当然のことです。
もう少し積極的に、運用に資産を回していきましょう。
投資の始め方
おすすめの証券口座
どちらも開設しておけば良いと思います。
では、一つの金融機関でしか開設できないNISAは?
NISAには2つの制度
(一般NISA・積立NISA)があり、どちらか一方を選ばなければなりません。(年に一回切り替えることは可能です。)
・一般NISA ➡(年間120万×5年間非課税)一括購入も積立購入も可能。
・積立NISA ➡(年間40万×20年間非課税)一括購入ができない。
以下の基準で決めて頂ければ良いと思います。
・株投資を始める可能性がある
➡ SBI証券で一般NISA(120万×5年)
・株投資は絶対やらない、積立のみ
➡ 楽天証券で積立NISA(40万×20年)
なぜなら、
おすすめの商品
海外の人口増加国で、信託報酬(運用中の手数料)が安いものです。
SBI証券であれば、
【SBIバンガード・S&P500インデックスファンド(0.0938%)】
楽天証券であれば、
【eMAXISSIim米国株式(S&P 500)(0.0968%)】
【eMAXISSIim全世界株式(オール・カントリー)(0.1144%)】
をおすすめしておきます。
全てインデックス型投信です。
インデックス型投信とは、先ほどのグラフのS&500や日経平均株価に一致・連動して価格変動していくもののことを言います。
基本的にはインデックス投信と呼ばれる指数連動型の商品は手数料が安いです。
S&Pは右肩上がりで成長しているので、連動させておけば問題ないですよね。
eMAXISSIim全世界株式も基本的に人口増加国に投資しているので、おススメです。
一方でアクティブ投信と呼ばれるものは、インデックス投信のパフォーマンスを上回るよう投資銘柄を一生懸命選定しているタイプのもので、手間がかかる分手数料が割高になっているのが特徴です。
手数料の安い、インデックス型投信を選んでいきましょう。
まとめ
ここまでご覧頂いて、投資をしないことが、いかに勿体ないことであるかをご理解いただけたでしょうか。
老後資金2,000万円問題が話題となりましたが、本当に自分で将来の資金を貯めていかなければならない時代がきています。
運用はスピードと時間が命です。
少しでも早く始めて、相場上昇の波に乗り、少しでも長い期間運用することで、将来を裕福にゆとりのある生活にしていきましょう!
最後にまとめると、

ゼイ
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。